今年の夏もあった。
友達は別の塾で過去問や難関校の問題をバンバン解いている。
塾業界的には「入試対策講座」と銘打っての過去問演習、解説の講座の方が売れるからね!生徒も保護者様も実践問題をバンバンやる方が達成感あるよね?
帰ってきた我が子が、今日は〇〇高校の問題を解いたよ!難しかったけど解説でわかった!なんて話をしたら、あ〜頑張ってるな!そしてそんな我が子を誇らしくなる。
もちろん過去問演習は大事だ。
出題傾向や時間配分、抜け単元の洗い出し
それらを本番形式で練習するのに絶対に必要。
けれども僕からすると
今なのか?
時間をたっぷりかけて基礎から組み立てなおせる夏に。
感がやはり拭えない。
基礎は?盤石なのか?
基礎といっても、おそらく僕のいう基礎って
皆んなが思うレベルの基礎ではない。
定期テストレベルの問題が瞬時に解けること。
用語、公式が湯水のごとく出てくる状態。
土台がない上に、過去問をやることで満足感をどれだけ得ようが
それはいつか崩れるし
土台をガッチガチに固めた子の方が最終的に高く積み上げることができるのよん!
これで夏終わりの模試で
偏差値60オーバー、70超えなんて子もいる訳で。
期末試験が終われば、嫌でも過去問演習なんてするんだから。
今は足元をガッチガチに固めておくのよ!
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